第4回 「すきま」が終了しました。
1等から順に紹介しま~す。
江塚案♥
都市のすきまを人が有効利用しようという案。橋の下のすきまに目をつけた着眼点に脱帽です。座布団1枚あげたいです。スケールの大きさにも脱帽です。支部長初入賞でした!おめでとー
次点は…
戸井案
スクエアの住宅に対しこぶのようなスペースによって住宅のすきまを表した「もちハウス」案。すきまを難しく捉えた案が多かった中であっけらかんとしたそのユルさに惹きつけられました。おもち…
渡辺R案
住宅の内部に中からはアクセスできない中庭のようなスペースによるすきま。どうしても小さく捉えてしまうすきまを大きく捉え、中心に持ってきたところがええという声がありました。とにもかくにも女のコがかわいかった。
鶴田案
すきまを相対化したものとして家具のすきまを考え、そこに人が潜り込んだらという案。”「すきま」というものは主体の変化によって変わるものだ” とツルタ節が炸裂し、今回のまとめをいただきました。あざーっす。
尾形案
廊下をすきまと捉え、部屋と廊下の関係が逆転した案。ツルタ案に似ておりちょっとやられた感はありますが、今回は王道勝負でいこうとした努力をかってやって下さい。
黒岩案
トムとジェリーから発想を得て、ジェリーが逃げ込む家の安心感を感じさせる家。形が偶然にもチーズの形をしていて、無意識の意識だと信じたいです。
杉山案
路地のような都市のすきまに玄関がある地下の家。GLの天井についてる換気扇に萌えてる子も約1名…
萌えの汎用性を再確認させられました。
今村案
扇形の中心をすきまとし、光のスペクトルを用い、色によって用途を割り振った案。藍色→藍の花→花言葉→あなた次第→自由な空間………激あつホットラインここに誕生。
中澤案
住宅を解体し、あえてすきまを空けることで、すきまにいる虫や猫、光や風までのヒエラルキーを揺らがせようという案。上下はなくとも左右はある。住宅も人間と同じなんだなー
渡辺S案
すきま→屋根裏。屋根裏が積層した構成の住宅。屋根裏っていう響きでドキドキするという声も。
清水案
人々が生活する空間と天井との間の空間が逆転し、下にきたらという案。確かにそんなことが起こったら面白そう…
矢端案
キッチンやらトイレやらを敷き詰めたときのいびつなピースを1ユニットとし、それのつながりによって構成していくという案。ユニット間のスペースや集合住宅への応用などいろいろ想像力をかき立てられる案でした。
小松案
都市において、建築とそれ以外を反転し、都市のすきまを意識させることによって、建築を創造するというアプローチの提案。これもまたおかし…
菅野案
アリの巣のすきまを縫っていく構成をモチーフにした案。個人的に横への広がりがあってもいいかなとも思っていたら、地球の裏側の人とつながれるというハッピーな案へ成長を遂げました。めでたしめでたし
※作品の概要に対しての作者との多少の意図のズレはご了承下さい。作者の方々は万が一そんな不祥事があったしてもパソコンの電源を強制的に抜くなどの報復行為はおやめ下さい。頼みます。
図と地の反転、都市のすきま、入り口がすきま、心のすきま、などなど……いろんな「すきま」が出てきて正直ビビりました。自分の思考力の浅さに幻滅すると同時に、人類が発展してきたことの原点が身近に感ぜられました。
そしてそして、先週の5案から今週はまさかの……………な、な、な、な、なんと14案!!!!!!!ありがたきことこの上なしです。こんな調子で毎週みんなで切磋琢磨して行きましょー
では最後に、みなさんのすきまはなんですか?笑
以上今週は支部長代理M1の尾形がお届けしました。読んでて「あれっ」と思った方はお目が黒い。いや白い。さすがです。というわけで来週もよろしくお願いしまーす!